[ 夢、そして願い ]
懐かしい夢を見たよ
いつも隣にはキミの笑顔
どんな長い時を経ても
決して忘れはしない
ほのかな月の明かりがコンクリートジャングルのビルを照らす
雑踏の中で生きている今でも
キミの存在が僕を支えていたよ
どんなに遠く離れていても
キミの幸せを願いながら
桜咲く季節が訪れる度に
少し胸が痛む
誓った決意を思い出す
果たせなかった誓いを
幾度悔やんだか
あの時
キミの手を離してしまった事
いつか
いつかまたキミに会う事ができたなら
またキミの手を掴む事ができたなら
その時はもう絶対に
離したりしないよ
そしてキミの笑顔と
キミの生きるこれからと
キミの幸せを守るために僕は
自分の全てをかけるから
キミがずっと幸せでいられるように
キミの笑顔が曇らぬように
全てをかけてキミを守るよ
遠い空で
明るすぎる街のネオンが星々を殺す夜
明るい紺碧の空で
それでも優しく力強く
煌々と輝る月に願う
どうか
どうか
もう一度キミに逢わせてくださいと
僕はただ
祈る
